ダート戦は競馬を楽しむファンにとって魅力的なレースの1つですが、重賞が少ないこともあり、芝のレースと比べると地味な存在でしょう。
でもダート戦のほうが儲かるとしたら?
私は、競馬歴6年。以前はレースを絞ることなく、行きあたりばったりで予想して馬券を買っていたのですが、ダート戦に絞って馬券を買うようになり、回収率が向上しました。
そこで今回は、ダート戦を狙うべき理由4選を紹介します。
展開が読みやすい
ダート戦は、芝のレースと比べると圧倒的に先行有利で、レースの流れが芝のレースほど多彩ではありません
理由として挙げられるのは2つ。
- 前の馬は他馬の蹴り上げた砂を被るリスクを避けられるから。
- 上がりの振れ幅が少ないため、後方からでは物理的に届かないケースが多いから。
前に行きたい馬が多いからハイペースになりやすいのに、差しや追い込み脚質では届きにくいってことだね!
騎手の力量に左右されにくい
前項で説明したようにダート戦では前へ行ける馬が圧倒的に有利です。
特に短距離戦の予想は「どの馬が逃げるか」を予想するゲームと言っても過言ではないほど。
つまり、ゲートを出てからのスピードに優れた馬が断然有利ということになります。
一方、騎手の力量が最も問われるのは道中でペースが緩む中距離や長距離戦、最後の足を活かす芝のレース。
それなのにトップジョッキーが乗れば人気が集まる。
そんな時に狙いたいのは若手の減量騎手が乗る前へ行けそうな馬です!
軽斤量ならではの初速がいい馬が人気薄ながら馬券に絡むことはよくありますからね。
トップジョッキーが乗る追い込み馬が、単勝オッズ1倍台の時は減量騎手が乗る先行馬を狙うチャンス!
ダート馬は競走馬として活躍する期間が長い
ダート馬は競走馬として活躍する期間が芝馬に比べると長いです。
せっかく特徴や好走パターンを見抜いても、その馬が引退してしまっては馬券的中にはつながりません。
ダート馬の息の長さもダート戦が狙い目となる重要な要素の1つです。
OPクラスや重賞では同じようなメンツで戦うことも多く、出走馬の比較がしやすい分、じっくりと考察できるよね!
馬場変化がシンプル
芝コースの馬場状態は劇的に変化します。
雨の影響はもちろん、開催が進むにつれて内側が荒れてきて、外差しが決まりやすい馬場になったり、そうかと思いきや意外と前が止まらない馬場だったりで多彩な決着の可能性があります。
対して、ダートコースの馬場変化は雨によるものか冬季の凍結防止剤の影響ぐらい。
雨が降って馬場が渋ると良馬場とは求められる適性がまるで違うので、その点は注意しよう!
まとめ
上記の理由からダート戦は狙いを絞りやすく、そして何より騎手の力量が反映されにくいため、騎手で過剰に買われている追い込み脚質の人気馬を嫌うことで馬券妙味があります。
狙いを絞りやすいということは、イコール手を広げずに済むということなで実質的な利益をしっかりと得ることができます。
的中してもトリガミではがっかりですし、たとえプラスでもわずかな利益だったとしたら、1回の外れで簡単に吹き飛んでしまいますからね。
狙いが絞りやすいダート戦が狙い目だよ!
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